台湾文化を日本の小学校で紹介する喜び
今日は、東大阪市のある小学校で特別講師として台湾文化を紹介する機会をいただきました。5年生の3クラス(100名くらいの学生たち)を対象に、台湾の地理、多民族文化、学校生活、そして伝統的な遊びをテーマに授業を行い、子どもたちと楽しい時間を過ごしました。
授業では、まず台湾の多民族性について話しました。台湾には閩南人、客家人、原住民族などさまざまな民族が暮らしており、それぞれの文化や言語が特徴です。私は、閩南語の「你好(lí-hó)」、客家語の「你好(ngi ho)」、そして台湾華語の「你好」「大家好」「謝謝」を教え、子どもたちと一緒に発音練習をしました。子どもたちが一生懸命声を出して練習する姿に、心が温かくなりました。
その後、台湾原住民の文化を体験してもらうために、伝統的な頭飾り作りを行いました。台湾僑務委員会から提供されたキットを使い、頭飾りの背景や象徴する意味を説明しながら進めました。子どもたちは集中して制作に取り組み、完成したカラフルな作品を嬉しそうに見せてくれました。
さらに、台湾と日本の学校生活を比較し、台湾では昼食後に昼寝時間があることや、体育の授業内容の違いなどを話しました。最後に、台湾の伝統的な遊び「鍵子(シャトルコック)」を実演し、子どもたちの関心を引きました。
この授業を通して、台湾文化の魅力を子どもたちに伝えることができたことを心から嬉しく思います。子どもたちが笑顔で台湾について学んでくれた姿は、私にとって大切な思い出となりました。